コドケンでは、保育所、児童養護施設等の児童福祉施設を主な対象とした園内研修を実施しています。内・施設内での児童虐待防止をテーマに「どのように子どもに向き合うか」「施設はどのような点に気を付けて運営していくべきか」などについて受講生自身が気づくことができる学習内容です。

なぜ施設内虐待防止研修なのか?
  • 子どもの権利擁護は、児童福祉施設の根幹をなす大前提です。
  • 職員による不適切な対応は、子どもの権利を侵害する可能性のある管理運営上のリスクです。
  • ひとたび発生すれば、子どもとその保護者との関係性だけでなく、すべての利用者、地域住民、社会全体からもその責任を問われ、運営法人の信用が損なわれます。
どうして起こってしまうのか?
  • 施設の管理運営体制の課題、職員の確保・定着の課題、子どもの支援困難性、社会全体の子どもの権利擁護感覚の未熟さなど、多様な課題が複層的に交錯して発生します。
  • 職員数の不足。保育士や児童指導員の業務負担・精神的負担の大きさなども要因です。
  • 多くの施設が、常に不適切な対応が起こるリスクを内包しながら運営しています。
どうすればよいのか
  • 施設という特徴的な構造の中で職員による不適切な対応が引き起こされる要因を理解する必要があります。
  • それらの要因を踏まえた予防のための手立てを講じる必要があります。
  • 経営者、園長、主任、保育士、児童指導員、心理士等の専門職らすべての子どもに関わる大人が共通認識を持ち、それぞれの立場で役割を果たす必要があります。
事例に基づいたカリキュラムだからリアリティがある!
  • 過去に発生した施設内虐待の事例の解説を受けながら振り返っていく研修スタイルです。
  • 日常の身近な支援と照らし合わせやすいため、自分の今に置き換えて考え、気づくことができます。
学びを一度に職員に行き渡らせることができる!
  • 外部研修での学びをその研修に参加した職員が園内でシェアしていくことは困難です。
  • コドケンの研修は、講師が皆様の園に訪問して行う形態のため、学びを一度に職場全体に行き渡らせることができます。
現場の困難さに寄り添うから受け入れやすい!
  • 職員個人を責めるのではなく、日常の困難さに寄り添うスタンスで学びを提供します。
  • 現場の困難さに共感を示す相手からの教示だからこそ、素直に受け入れることができます。
  • 自治体において、約60もの施設内虐待の事案に関わり、そこで起こっていた実態を自分自身で調べ、改善のための助言・指導を行ってきました。
  • 施設内虐待が起きてしまったことに悲しみ、傷つきを抱える延べ800人もの保育士・子どもの支援者の声を聴き、寄り添ってきました。
  • 満足度・理解度・講師の高評価95%以上(2024年3月時点)
第1章 不適切な対応とは
不適切な対応かどうか概ね判断できるようになります!
第2章 なぜ職員による不適切な対応が起こるのか
そのつもりがなくても子どもに脅威が向いてしまう理由がわかります!
第3章 不適切な対応を防ぐためのアプローチ
組織と個人のそれぞれが何をすべきかがわかります!

お客さまの声

組織全体で受講させていただき、とても大切な視点をみんなで共有させていただきました。研修の中では、わかりやすい事例を通して適切な対応と不適切な対応との線引きを学ぶとともに、グループワークにより理解を深めることができました。中には、私たちの日々の姿勢や振る舞いについて改めて見つめなおすことが必要な時間もありましたが、講師の先生が終始職員側の視点に立ち、一緒にどう解決できるかという立ち位置で考えてくださるため、今までの自分自身を受け入れ、新たな工夫を試してみようという前向きな感想も多くみられました。この研修をきっかけに、子どもたちの最善の利益のために、職員一体となってまた一歩前に進んでいけると感じています。

【東京都】共生会希望の家 人材育成委員会委員長 長谷川様

受講生の声

・具体的な事例と、かなり危うい自分の行動を発見できた点がよかったです。
・虐待とは何か、なぜ起こるのか、どう対策すれば良いのかという流れが非常にわかりやすかった。
・現在の自分の働き方が虐待に当てはまるものではないのかと改めて考えるきっかけになりました。
・職員の言動を批判される講義になるのかなと身構えていましたが、有難いことにまずは職員の大変さに寄り添っていただくような言葉をいただきホッとしました。
・職員側の視点に立って講義してくださる点が良かったです。
・どんな行動が施設内虐待にあたるのかだけでなく、陥りやすい因子まであげてくださったことで、現状と照らし合わせやすくとても参考になりました。
・私達の仕事に敬意を持って話してくださっていることが心から伝わるお話だった。

コドケンの施設内虐待防止研修は、研修して終わりではありません。その後の施設運営改善のために活用いただけます。

  • 施設内虐待予防のためのノウハウが凝縮されたオールインワンのオリジナルテキストをオプション(1冊520円~)でご用意することができます。
  • すべての職員の共通言語として。不適切な対応を予防するためのバイブルとして。
  • 個人ワーク、グループワークの題材も掲載されており、その後の園内研修の教材としても活用可能です。
  • 研修実施後のアンケートの実施から集計までの一連の面倒な作業もコドケンにお任せいただけますので、取りまとめ役の園長や研修担当者様の負担を軽減できます。
  • 個人レベルでの改善点だけでなく、組織運営のあり方や仕事の仕組みづくりに関しての意見についても回収するため、今後の組織づくりの参考として活用可能です。
  • 保育所、認定こども園
  • 小規模保育、事業所内保育、企業主導型保育
  • 乳児院、児童養護施設、児童自立支援施設、障害児入所施設
  • 自立援助ホーム
  • 一時保護所
  • 放課後等デイサービス
  • このほか子どもに関わる事業所
研修プランライトプランスタンダードプランプレミアムプラン
基本料金38,000円46,000円62,000円
研修時間2時間2時間+1時間2時間+1時間
講義形式
個人ワーク
グループワーク
オリジナルテキストオプション
520円/1冊
※20部未満は別途見積
オプション
480円/1冊
※20部未満は別途見積
50冊まで無料
260円/追加1冊
受講アンケート無料無料無料
オンライン対応
接続端末100台まで

(注1)2024.11.14料金改定
(注2)表中の金額はすべて税抜き表示
(注3)複数回に渡って研修を行う場合、2回目以降の基本料金は半額
(注4)アンケートはウェブフォームの利用環境がある場合のみ
(注5)オンライン研修はzoom又はMicrosoft Teamsのいずれかを使用
(注6)交通費別途

オンライン研修であれば全国どこでも対応しております。

なお、訪問先については、講師の予定なども考慮しつつ、エリア外の施設の研修についても柔軟に対応させていただいております。対応可能かどうかまずはお問い合わせください。

<訪問研修が可能なエリア(目安)>
茨城県(西部・南部地域)
栃木県(南部地域)
群馬県(中部・東部地域)
埼玉県
千葉県
東京都(島しょ部を除く。)
神奈川県

お気軽にお問い合わせください。050-3528-5646受付時間 9:00-17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせ

どのような方に講師をしていただけるのでしょうか?

弊社代表取締役講師の吉野が担当致します。

土日祝や夜間帯に研修をしていただくことはできますか?

土日祝日及び夜間帯の対応が可能です。ただし、講師の予定、立地などの諸条件からご希望の日時に研修が行えない場合もございます。まずはお問い合わせください。

複数の園に対して合同で研修をしていただくことはできますか?

合同研修への対応は可能です。ただし、同一法人が運営する園又は事業所の合同研修であって、受講者数が概ね100名様までの範囲でお願いしております。

児童福祉施設ではありませんが研修をしていただくことはできますか?

教育施設も含め、子どもに関わる施設や事業所であれば、可能な限り対応させていただきます。まずはお問い合わせください。

研修を実施する場合、園にどのような設備があれば対応可能でしょうか?

研修会場として教室や会議室をお借りいたします。また、可能であれば、モニター、プロジェクター、HDMIケーブルなどの映像投影用のケーブル、マイクなどの設備をお借りできますと効果的に研修を行うことができます。このほか、パワーポイント資料等は、講師がPCやタブレットに格納し、当日持参致します。

オリジナルテキストは必ず購入する必要がありますか?

オリジナルテキストは、研修後の振り返りなどにも活用いただける内容となっているため、すべての受講生の冊数の購入を推奨しておりますが、購入するかどうかはお客様の任意になります。
なお、購入しない場合の代替手段としては、いずれの研修プランについても、オリジナルテキストと概ね同一の内容が盛り込まれているPDFデータのスライドを無料で提供しております。そのデータをお客様のほうで印刷をしてお手元にご用意いただくといったことも可能です。

オンライン研修について教えてください。

オンライン研修は、ライトプランお申込みのお客様のみ対応が可能となっております。あらかじめオンライン研修ルームのURLをメールで送信いたしますので、当日になりましたらそのURLにアクセスして入室してください。ソフトはzoom又はMicrosoft Teamsのどちらかでお願いしております。
なお、オンライン研修をご検討されるお客様におかれましては、当日の接続トラブル防止のため、申込前の接続テストを推奨しております。

研修アンケートの設問を自社の独自のものに変えても良いでしょうか?

自社独自のアンケート項目にしたいなどの要望については、可能な範囲で対応させていただきます。設問の修正規模によってはお引き受けできないこともありますが、まずはご相談ください。